mizuchanのブログ

サボタニの情報を貴方に送ります。

花サボテンの名前について思う・・・

昔、花サボを夢中でやっていた頃、命名について思うことがあった。
F1なんて、花色から考えるとカナリばらつきがあるのに、なぜ名前を付けるんだろう?
同じ交配式でも、再現ができない可能性が高いのに・・・
原種のように、実生すれば同じものが再現できるまで、戻し交配を繰り返し
固定近くまでやれば、命名もいいだろう・・・
初心者が、同じ名前のものを交配して実生して、全く違うものが出来たときの
(F1同士なら、当然のように発生する)驚きと、サボテンに対する不信感を
考えると、雑種は、明確に原種とは別に雑種と分かる命名をすべきと思う。
ギムノカリキウムの『日本には原種がない』事件を思い出すのは私だけだろうか?
そんな意味では矢端名人が『広瀬の〇〇』と明らかに原種と違う名前を
付けたことには、頭が下がる思いがします。

自分が命名しなかったのは、そんな意味が半分。
あとは、目標とするものが出来なかったことが大きい。
目指したのは、花屋さんがクジャクサボや、シャコバのように扱える
顔は、短毛かサブデヌーダム(大豪丸)20センチを超えて扁平
花の咲く位置は、頭頂からサイドまで、体が見えないほど群開
咲く時間は、勤め人が楽しめて家人も楽しめるように、夜咲き始めて、次の日の夕方
出来れば3日ほどは咲き続ける。
花筒は短い、咲く期間は3月から11月ころまでの、ほぼフルシーズン
当然そんなものは出来ない。挫折して日和った(^-^;

秋咲が出来なくて、10年程実生していなかったのに、埼玉の星氏から南米の金鯱と
言われる『湘陽丸』の血が入ったソエレンビアを分けて頂いて密かに再熱した。
これを親にすると、ロビが混じっているだけに、湘陽丸と違って花が付くのが早い。
種を採って、若い人たちにばらまくことにした。
何時の日か、花屋さんが扱う大きなサボテンが出回ることを期待しよう。
最初にできた奴には『那須の夢』という名前を付けてくれないかなぁ (^-^;

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