mizuchanのブログ

サボタニの情報を貴方に送ります。

サボテン(多肉)の土は何が良いの?という質問に・・・

大仏殿さんの花です、ピンク系が多い蝦さんのなかでは異彩を放っていますね。
さて、今回は質問が多い「サボテンの土はどんなものが良いの?」に答えましょう。
その前に、あなたは
❶サボテンを始終構って、水を掛けたい人ですか?  それとも
❷サボテンは水が少なくていいから楽という人ですか?
❶の方は水はけが良い土の構成を考えましょう、市販の「サボテンの土」というものは
殆どが砕石ベースのものが多いので、そのまま使って大丈夫でしょう。
❷の人は、市販の「サボテンの土」はそのまま使えません、水持ちのいい赤玉土を2~3割加え、さらに肥料分が減った補正に堆肥を1割ほど加えれば、問題なく使えます。
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市販の土を加工して使うのは、これの応用で大丈夫です。
サボテンの土が売ってない場合でも、ホームセンターには、「花と野菜の土」は殆ど
どこでも売っています。
これは肥料分が濃くてサボテン向きではありませんので加工します。
殆ど土系がベースなので25%の砕石小粒かパーライトの小粒(細粒は×)と同じく25%の
赤玉土で薄めれば理想の培養土に近くなり
ます。買った土の1.5倍の量になるわけです。
出来れば熱風乾燥などで殺菌された野菜の土が良いのですが、それ程神経質にならなくても問題ありません。
多肉の、エケベリアやハオルシアはMIZUは、殆どこれ(野菜土ベース)でやっています。サボテンよりは、多少、追加の赤玉とパーライトの割合を減らしても大丈夫です。

人気のアロンソエの花、菊水に此れを掛けて、大形赤花菊水として出回ったが
観賞価値はあっても、後日発見された原種の赤花菊水と紛らわしい混乱を起こしたのは
記憶に新しい。後進の人たちにも違うものだと教えるのは我々の義務だろう。
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さて土の話の続きだ。
自分で作りたい人は、赤玉土を5割、堆肥2割、バーミキュライト1割、パーライト1割
(パーライトの代わりに砕石小粒でもOK、ただし鉢が重くなるので微妙かな)
燻炭を少々、卵の殻を少々、をベースにして、南米物には南米病予防でピートモス少々


(水質検査でPHがアルカリ側に振れていると南米病になりやすいです、それの予防で多少、弱酸性側に振っておこうというわけです、一年毎ちゃんと植え替える人は不要です)


水捌けを好むマミラリアはパーライトか砕石の量を2割にして赤玉を4割にというように種属ごとに微調整ができれば完璧でしょう。
鉢底は、赤玉の大粒か中粒を鉢の大きさに合わせて選んでください。
堆肥は、完熟してないものが殆どなので、出来れば積みなおして発酵させた方が良いのですが、町場だと匂いでクレームになるので、出来るだけ匂いのない完熟のものを見つける努力が・・・無難なのはマニアが多く使っているペレット状の「フトール7」というものがあります。
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結論は
自分の所で手に入る安価なものをベースに、水はけ、水持ちを種属毎に加工するのが一番ということです。

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