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玉翁殿の奇麗な群生の作り方(内緒だよ(^_-)-☆)

この間の埼玉サボで月晃殿を出したのがきっかけで、奇麗な群生品の作り方という
話題になって、いろいろ話が跳んで、最後は穴原玉翁殿の群生の話になった。
良く、穴原玉翁殿という苗が交換会に出るが、本物はあまりない(笑い)
そもそも、穴原玉翁殿というものは2通りのタイプがある。


①穴原さんが足利にお住まいだったころに、作られていたタイプ、これは主頭が残って
廻りの子たちと大きさが揃うのに時間と工夫が必要だ。毛の長さはこれが一番と思う。


②次に、深谷に引っ越されてから創られていたタイプ、これは小さいうちから粒が揃って
群生する。これは、鉢回しと間引きだけで奇麗な群生ができる。


①②の共通は、花が殆ど咲かないことだ、貴方の穴原玉翁殿が、毎年花が咲くなら、それは
片親が穴原で片親が違うものとの交配のもので、穴原以外の血が濃く出たものだ。
あるいは、穴原玉翁殿とは全く違うものだ。ちなみに、我が家の物は、ご本人から直接分けていただいたもので、分けていただいてから、20年で2回しか花が咲かなかった。
(直近の、ここ数年は何回か花が咲いたのは、天地異変の前触れか??)

穴原玉翁殿足利タイプ


足利タイプは、15センチ前後になると、子が2段程になって、主頭と段差ができる。
それを、1段だけに整形して、更に、子の間を1個分ずつ抜いていく。

こいつの上側の一段を外して、さらに整形、下の奴のように一個おきに間引きして
(上の奴とは違うが、こんな感じに整形するんだ)

この大きさになっても、主頭が残るので、外回り一列を外して整形して一回り小さい鉢に
植えて作りこめば、皆粒が揃って、素敵な群生が出来上がり。最初の画像ね。
ここまで粒が揃えば、あとは鉢を緩めて、より大きな群生になっていく。
完成形は、イバリィ2019の玉翁殿を見てね(http://mizuchan.wp.xdomain.jp/mami1/

穴原玉翁殿深谷タイプ
足利タイプと違って、上記の深谷タイプは、小さいうちから奇麗に群生するので、鉢を
回しながら、満遍なく日に当てれば、植え替えの時、列を外れて暴れたのを外せば、奇麗な
大鉢が出来上がります。
滅多に花が咲かないので、咲いたら交配、選抜時、花が咲いたのを里子に出して行けば
爺様(婆様)になるころには立派な群生ができるでしょう(笑い)

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