mizuchanのブログ

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発芽した後、どうする??


さて、種をまいて発芽したが、その後の管理はどうしたらい良いのでしょう??
とくに、温度が上がった5月ころ撒くと、ちょうど梅雨の時期が発芽後半月から
一か月の時期になります

さて、実生時のことを再確認してみましょう~♪
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①鉢の表面は、無肥料の赤玉細粒かバーミキュライトのようなものにしましたね?
②その下は一般の培養土(肥料分あり)にして、鉢底近くに緩効性の肥料を入れましたね?
③鉢には、アクリル板のような蓋をしましたね?
④鉢ごとレンジでチンするか、ダイセンやロブラールのような殺菌剤で
  消毒
をしましたね?
直射日光の当たらないところで管理していますね?
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①④を守らなかった人は、雑菌が入って折角発芽した苗が溶けているかもしれません。
とくに、白い糸状のモヤっとしたものがあって、溶けた発芽苗がある場合は、もう殺菌剤では止まりません、多分一鉢駄目になります。
③を守らなかった人は、折角の消毒が無駄になって、青苔が生えたり、雑菌が入ったりしているでしょう。
⑤を守らなかった人は、発芽苗が透き通ってアーメン状態だと思います。
そう、朝顔の種をまくようなわけにはいきません、とてもデリケートなんです。
②を守らずに、全部無肥料な浅い鉢に撒いた方はいますか?
その方は、雑菌がない状態なので発芽は上手くいったと思います。
私たちも大切な苗を撒くときは無菌状態の土と鉢で実生することもあります。
しかしその場合は、9月には肥料分のある鉢へ一回目の移植が必要になります。
これは、結構ハードルが高い作業です。ちょっと力を入れすぎると、苗がつぶれます
そんなわけで、肥料分のある土へ撒くことをお勧めしたわけです。
そうすれば、第一回目の移植は、来春の5月の温度が上がった時期になり、苗もしっかりして、植え替えも楽になります。

さて、第一回目の移植について書きましょう。
初心者の方には、ビニールポットへの寄せ植えをお勧めします。
実生3年目くらいまでは、一本植えにするよりは寄せ植えの方が成長が良いです。
4月の晴れた日に、すこし乾かし気味にした実生鉢から抜いて、風通しのいい場所に
箱の中に新聞紙などを敷いて苗を並べます。直射日光の当たらないところで3日程度乾かします。私は、この時根を切りません、人によっては2センチほど残して切るかたもいます。そして、苗の直径と同じ間隔を開けて植え込みます
この時あまり開けるとその後の成長が良くありません。植えてすぐ水を上げても問題はないと思います。根が細いので腐りが入ることもほとんどありません。
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そして、2回目の植え替えは、9月の初旬に1回目と同じようにやればOKです。
注意点は、10月にずれ込まないことです。生長期間が短くなり、根が動く間もなく成長が止まる冬になってしまいます。温室があり最低温度が5度以上ある場所の方は水をやり続けても問題ないと思います。
温室がない方は、冬場だけ室内の柔らかい日が入る出窓などに、発泡スちロールの箱に
アクリル板などの蓋をして、水を辛めに冬を越すように
してください。
3年間、年二度の植え替えをすれば、もう立派な苗になって、種類によっては花も上がります。

もう少し詳しく知りたい方は、マニア向けの別館に、二見氏の記事が、微に入り細に入りというレベルでアップしてありますので、そちらをご覧ください。
   さあ、種まき隊の皆さん、頑張りましょう~♪

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