mizuchanのブログ

サボタニの情報を貴方に送ります。

根が出てから植えた方が安全って、どういうこと?

初心者の方から、「胴切りした苗は、根が出てから植えこんだ方が良いよ」って
どういうこと??
と質問が来ました。

接いだバラ丸を胴切りした頭です。前回の記事通り殺菌剤を塗って、明るい日陰に転がしておきました。

瘡蓋を突き破って、黄色い新根が出てきたところです。ここで本来は、ピンセットで瘡蓋を剥いてしまった方が良いのですが、怖い人はこのままでも大丈夫。
瘡蓋の下には、維管束に沿って他にも根が出ていることが多いです。
慣れるまでは、無理に剥いて新根を痛めるよりはこのままのほうが良いかもしれません。
この状態で、植えこむわけですが、鉢底から、ガラをいれて、培養土を普通の植え替えの上限より1から2センチ下まで培養土を入れます、鉢底近くにはマグアンプのような緩効性肥料も入れれば尚可です。
さてここからが一般の植え替えと違います、この上に1~2センチほどバーミキュライトを敷きこみます
その上に、新根を痛めないように上手に胴切り苗を置きます
そして、周りを化粧土で埋めれば完成です。
タップリ水をかけて、直射の当らない柔らかい光の場所に置いて、根がちゃんと出たようなら本来の場所へ移動します。日焼けに注意ですね。
これで、根が出る前に植えこんでしまうより、腐る確率はかなり下がります。

×

非ログインユーザーとして返信する